失業保険>失業保険を受給するには条件があるのをご存じですか？

失業保険の柱となるのが「基本手当」です。
失業の認定を受けると、基本手当が受給できます。
しかし、基本手当は退職した人全員がすぐに
受給できるわけではありません。
何らかの事情ですぐに働ける状態でない人は
「失業状態」だとは認めてもらえず、受給できない
場合もあります。
基本手当を受給するには、ある条件があります。

離職直前の１年間のうち、最低６ヶ月は雇用保険に
加入している必要があります。
ちなみに、短時間被保険者の場合は、離職直前の
１年間ではなく最大２年間になります。
離職日から１ヶ月ずつ遡り、各月ごとに賃金支払いの
基礎日数が14日以上あれば、この月は雇用保険に
加入していたと判断されます。
この条件に該当する人は、退職後なるべく早いうちに
住所地のハローワークに離職票などを提出しましょう。

そこで求職の申し込みをすると、受給資格の有無を
判断してもらえます。
そして失業の認定を受けると、初めて基本手当が
受給できるようになります。
失業認定を受ける条件としては、積極的な労働の
意思があるかどうか、健康かどうかなどがあります。
それでもなかなか就職先が見つからない、という
状態が「失業状態」と判断されるのです。